マネージャーとしての役割
マネージャーとして、あなたはグループのパフォーマンスに貢献するだけでなく、自分のチームの幸福を図ることを保証しなければなりません。
あなたは模範的な行動によって従業員に好影響を与え、彼らがより気軽に質問できるようにするために必要な信頼関係を築く役割を持ちます。あなたは定期的にチームメンバーに対してあなたが聞く耳を持っていることを知らせるとともに、誠意を持って警告を発する従業員に対する報復は許されないものである、ということをリマインドする役割をもちます。
自分の責任下にある者について
情報
- o この規定を含め、ミシュラングループによって定義された価値観、原則、ルールを理解し、尊重していることを確認する。
- o 部下の活動に最も関連する規定の内容を周知させる。
- o 必要に応じ、躊躇なく疑問を呈したり不適切な行動を報告したりすることにより、部下の模範となるようにする。
サポート
- 説明責任：従業員が倫理的な懸案事項に話すときには、彼らが規定中にある質問の手順を踏んだかどうかを事前に尋ねる。踏んでいない場合にはあらためてこの手順を共に踏む。
- 適用される法律や規則を遵守していることを確認する。
- 状況について疑問が残る場合は、この規定で参照されている担当者に連絡して回答を提供する（各ページの最後にある「連絡先」のセクションを参照）。
- 不適切な状況を誠実に報告したり質問をしたりしたことで、だれであろうといかなる形の報復も受けないようにする。
- 倫理的な懸案事項や報告が倫理ホットラインに送信され、迅速かつ効率的に記録および処理さえるようにする。
内部告発者の保護
倫理ホットラインを使用することにより、匿名性と秘密性を確保した形で安全に報告を行うことができます。
特定の状況で報告を行うことが適切であるかどうか確信が持てない場合でも、倫理ホットラインを使用して報告することで、状況がどのように判断されているかを知ることができ、事態を適切に処理することが可能となります。
どのような方法で報告が行われる場合でも、この規定、法律、またはミシュランの原則やルールに違反している可能性があると誠意を持って報告した従業員に対して報復措置が講じられることは、一切許容されません。
自分自身が報復の対象とされたと感じた従業員は、ここに解説されている手順に従って報告を行う必要があります。