市民団体（CSO）

あらゆる国において、グループは周囲の社会と調和したうえで行動するものです。 CSOを含む利害関係者との対話は、富や創造性を生み、地域との結束をもたらすものです。

背景

市民団体（CSO）は、社会または環境の分野で民意を代理する公式（例：非政府組織またはNGO）または非公式（例：専門家、オピニオンリーダー）の団体です。これらの団体は公的な利益のために活動します。

これらの団体の影響力は成長を続けており、世論形成において発言力を持っています。

当グループは、広報（PA）部門内に、グローバルレベルでCSOとの対話を担当するポジションを設置しました。

このポジションは、リージョンおよび国のPAマネージャーのネットワークとの協働が不可欠となります。

上記の協働を通じて、リスクとなる主題（社会で議論されているもの）を特定し、建設的な対話を行うための相手を特定するものです。

この「対話の相手」は必ずしも味方ではありません。グループが行動を起こす前に討論を通じて意見を形成するのに役立つのは、グループに反論を行う人である場合も考えられるからです。

あなたは、自分の国において動物保護を目的とするNGOからの質問を受けています。従業員に天然皮革手袋を供給するにあたってのグループの購買規則について尋ねられていますが、どうしたらよいでしょうか？

個人用保護具の購入にあたり、当グループは皮革産業のサプライチェーンに特に注意を払っています。この種の製品の製造プロセスに関与するサプライヤーは、動物保護およびグループが発行した環境ルールへの合致を保証する必要があります。

このNGOとの議論を理解するための対話を開始します。あなたは内部プロセスを調べ、NGOに情報公開する改善手段を提案します。あなたは、動物の苦痛の直接的または間接的な原因を排除し、可能であれば合成皮革の手袋の使用を支持するというグループのコミットメントをNGOに対して説明します。