ソーシャルネットワーク
従業員はソーシャルメディアを使用するときには、自分の意見や個人的な興味とグループの立場との間に齟齬がないことを確認する必要があります。
ソーシャルメディアを使用するときは、同僚、パートナー、顧客、競合他社への尊重を念頭に置くことが重要です。
上記の事柄から、ソーシャルメディアでのコミュニケーションにおいて注意を払うことはミシュランにとって極めて重要となります。
背景
ソーシャルネットワーク(Facebook、Linkedln、ブログ、フォーラムなど)は、従業員に自分自身を表現し学びを行うとともに、同僚、顧客、またはパートナーと情報を共有する機会を提供します。
かかる背景において、誰もが責任を持って行動しグループのイメージと評判を保護するよう努めねばなりません。
指導原則
Digital&Social Room / DCEMの「ソーシャルメディア」チームが、ミシュラングループに代わってソーシャルネットワークの使用を管理しています。
ガイド「ソーシャルネットワーク:従業員のためのベストプラクティス」を利用してください。プライベート目的でのソーシャルネットワークの使用について従業員のガイドとなるものです。
発言するときは、誰もがグループの評判やブランドイメージの保護につとめるとともに、機密情報を開示しないように注意する必要があります。
注意:ソーシャルネットワークでミシュランを代表して発言することを許可されるのは、各エンティティのコミュニケーション&ブランド部門によって事前に承認を受けた人だけになります。不明な点がある場合は、リージョンや国のソーシャルメディアマネージャーまたはDCEMの「ソーシャルルーム」に問い合わせてください。
しなければならないこと
- 自分個人のメールアドレスを使用して個人アカウントを設定する。
- コメントは個人としての立場で書かれ投稿されていること、また、自分の職業的なものない、事実である個人的な経歴/プロフィールに基づき行っていることを述べる。
- ミシュランまたはその活動に関連するコメントを投稿する場合、たとえこのコメントが個人的な立場で行われたとしても、自分がミシュランの従業員であることを明記する。
- 虚偽のアカウントは、Digital&Social Room / DCEMに報告する。グループは、アカウントのハッキングの被害者になることがあるため。
してはいけないこと
- グループのロゴを自分のアイコンに入れる(誤解を避けるため)。
- 自分のユーザー名にミシュラングループの名前を含める。
- 事前の同意なしに、パートナー、顧客、またはサプライヤーを紹介する。
- 自分に関係のない+機密情報を開示してしまう。
実際の例1
あなたはまだ秘密である新規のディストリビューションネットワークプロジェクトに取り組んでいます。ある同僚が、LinkedInでグループを作成して関連書類のやりとりや共有を行うことを提案しています。このようなことは出来るのでしょうか?
いいえ。グループ内の文書はソーシャルネットワーク上でやりとりされるべきではないので反対しなければなりません。共同作業を容易にしたいのであれば、かわりにグループの内部ツールを介して文書のやり取りをすることを提案してください。
実際の例2
あなたは同僚の一人の退職に伴うお別れパーティーで写真を撮りました。 Facebookページに公開したいのですが、この行為は許可されるでしょうか?
いいえ。肖像権の保護のために関係者に許可を求める必要があります。出版物については、自分の評判だけでなく他の人や団体の評判を損なう潜在的なリスクを考慮する必要があります。