仕事と環境
環境の尊重は、2002年に「ミシュラン行動と責任の憲章」で表明されており、2012年には「ミシュラン行動と責任:ベターウェイフォワード」でも再度述べられている、ミシュランの5つの基本的な価値観の1つです。
ミシュランは、環境保護が急務となる特別な現況を考慮して、この規定に環境コンポーネントを追加しました。記載されている推奨事項は、情報提供と推奨すべき行動の紹介を目的としたものです。これらの記載事項は、各従業員が専門的な活動の枠組みの中で環境フットプリントを改善するのを支援することを目的としたもので、現時点では必須の規則ではありません(活動が環境法の対象である場合を除く)。
背景
気候変動への対処、再生可能エネルギーへの取り組み、資源の保護、そして生物多様性は、地球の未来を守るために不可欠なものです。
ミシュランは、資源の抽出と処理から使用段階、そして末期の処理に至るまで、製品のライフサイクル全体を通じて、その事業活動が環境に与える影響を長年にわたって評価するとともに考慮してきました。
指導原則
現在、グループは2050年までに産業サイト全体(スコープ1および2)の正味CO2排出量ゼロを目指しています。これは地球温暖化を1.5°Cに制限する気候シナリオに合致したものです。
各従業員は、ワークステーション、サイト、出張先などの各自の職場で環境に配慮した行動をとることにより、この取り組みに貢献するものです。